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売上高は0・3%増の168億9400万円 日本乾溜工業9月期


週刊経済2023年12月19日発行号

経常は10億200万円の増益

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、兼田智仁社長)の2023年9月期連結決算は、売上高が前期比0・3%増の168億9400万円、経常利益が同1・3%増の10億200万円で増収増益だった。純利益は2・2倍の7億4300万円。
主力の建設事業においては高規格道路における標識、防護柵関連などの交通安全施設工事が順次完成したことにより完成工事高は前期並みとなった。また、建設工事関連資材の販売では、防災・減災のための土木資材や道路建設のための盛土強材の増加が大きく起因した。
今期、建設や防災安全事業は前年並みと予想しており、売上高は4・8%増の177億円、経常利益は同1・8%増の10億2100万円の増収増益を見込む。