売上高は０・２％増の８５億６６００万円　ＦＣホールディングス６月期

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週刊経済2023年8月22日発行号

経常利益は３・５％増の１２億２００万円

交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント（福岡市博多区博多駅東３丁目、栄徳洋平社長）の持ち株会社、㈱ＦＣホールディングス（同、福島宏治社長）の２０２３年６月期連結決算は、売上高が前期比０・２％増の８５億６６００万円、経常利益が３・５％増の１２億２００万円で増収増益だった。
海外事業において、展開する地域の情勢不安による業務の発注延期や規模縮小などを受けたが、国内の公共事業が堅調に推移し、受注高は２・５％増の１４０億４３００万円で売上高と共に過去最高となった。利益面も国内業務の追い風を受け、営業利益は３・４％増の１１億９４００万円、当期純利益は３・７％増の８億８００万円でいずれも過去最高を更新した。
今期は売上高が前期比０・４％増の８６億円、営業利益が１・３％増の１２億１千万円、経常利益が０・７％増の１２億１千万円、当期純利益が１・４％増の８億２千万円で増収増益を見込んでいる。