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売上高は0・1%減の79億1300万円 TVQ九州放送


週刊経済2023年5月30日発行号

円安や原材料高の影響で

㈱TVQ九州放送(福岡市博多区住吉2丁目、平岡啓社長)の2023年3月期決算は、売上高が前期比0・1%減の79億1300万円、経常利益は同7・2%減の10億6100万円で減収減益となった。
主力の放送収入が原材料高や円安による消費マインドの低下で市況が悪化し前年割れとなった。一方、イベントなどの事業収入は美術展などが好調で前期と比べ大幅に増加した。
コロナで前期にレギュラー番組の一部を休止した反動などで番組制作費が増加したほか、経済活動の再開に伴って交通費や出張費のなどの一般経費も増加したことから営業利益は同9・6%減の9億7900万円で減益。税引前の当期純利益は同2・4%減の10億3400万円で、法人税などを控除した当期純利益は前期比1・6%増の7億600万円となった。