NEWS

売上高は微減の193億円 はせがわ


経常利益は33・9%増

仏壇販売の最大手・株式会社はせがわ(福岡市博多区上川端町、江崎徹社長)の2017年3月期決算は、売上高が前年同期比0・1%減の193億7800万円、経常利益が33・9%増の9億4500万円で減収増益だった。

主力の仏壇事業、墓石事業については消費者の生活様式や価値観の変化による購入商品の小型化・簡素化の傾向が顕著で、これに伴う販売単価の下落の影響はあったものの、屋内墓苑で新規物件の受託販売が好調に推移したことから売上高はほぼ横ばいの193億円となった。収益面では粗利益率の改善、年金資産の運用益などの影響から経常利益は33・9%増となった。通期では売上高が200億円(3・2%増)、経常利益が9億円(4・8%減)の増収減益を見込んでいる。

2017年6月6日発行