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売上高は微増の198億7905万円 にしけい3月期


週刊経済2024年6月26日発行号

増収と業務効率化で2期ぶり増益

地場最大手警備業、㈱にしけい(福岡市博多区店屋町、遠藤泰昭社長)の2024年3月期決算は、売上高が前期比0・9%増の198億7905万円、経常利益は41・7%増の5億6875万円で増収増益だった。
売り上げの増加に加え、業務の効率化で大幅増益となった。部門別の売上高は、一般部門は機械警備、常駐部門、消防部門の売り上げ増加で3・8%増の120億3336万円、現金輸送部門は、新規受注によって1・4%増の30億8500万円、空港保安部門は人員不足による受注量減少で6・0%減の47億6068万円だった。
今期は空港部門、機械警備、警備関連部門(販売)の受注増加を見込み、売上高は6・3%増の211億3100万円、経常利益は増収に加えてコスト低減による利益率改善を図り、7・8%増の6億1300万円を目指している。