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売上高は微増の194億円 はせがわ
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経常利益は1・4%減
仏壇販売の最大手・㈱はせがわ(福岡市博多区上川端町、江崎徹社長)の2018年3月期決算は、売上高が前年同期比0・2%増の194億1200万円、経常利益が1・4%減の9億3100万円で増収減益だった。
主力の仏壇・仏具事業では、東日本地区で販売基数の減少があったものの販売単価の改善により増収(100億6700万円、1・9%増)だったが、西日本地区で販売基数、販売単価ともに減少し微減収(28億9700万円、0・7%減)だった。墓石事業では両地区ともに販売基数・販売単価の減少が影響し減収(48億5600万円、7・1%減)だったが、屋内墓苑では事業年度に受託販売を始めた「一行院千日谷浄苑」(東京都新宿区)が寄与したことにより増収(11億7900万円、17・3%増)に。この結果、売上高は増収となった。
収益面では、積極的な店舗投資や人件費増などで販売費および一般管理費が増加。販売手法の改革や売上総利益率が改善されたことで営業利益(9億2800万円、4・4%増)は増えたが、経常利益は1・4%減となった。今期は既存店の移転・改装やCI変更、新規出店や新規事業開発など先行投資が増えるため、売上高が200億円(3・0%増)、経常利益が4億5000万円(51・7%減)の増収減益を見込んでいる。
2018年6月19日発行