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売上高は前期比6・7%減の168億3900万円 日本乾溜工業9月期
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週刊経済2022年11月29日発行
完成工事高は前期を若干下回り
交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、兼田智仁社長)の2022年9月期連結決算は、売上高が前期比6・7%減の168億3900万円、経常利益が同28・8%減の9億8900万円で減収減益だった。
建設工事関連資材の販売に関しては、駅前シェルターなどの景観資材は増加したが、前期好調だった防護柵や土木資材、法面資材が減少したころから商品売上高は前期並みとなった。利益面は原価管理や工事管理を徹底したが、売上高が低下し営業利益は同30・4%減の9億2600万円。
今期は主力の建設事業、防災安全事業は前期並みと予測するものの建設資材価格の高騰や人手不足に伴う労務費などの生産、建設コストの高騰に加え、業務改革推進による投資、人件費増加を見込んでいることから売上高は前期比3%減の163億3千万円、経常利益が横ばいの9億8千万円の減収減益を見込む。