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売上高は前期比19%増の121億円  照栄建設    3期連続増収増益


 建設業の照栄建設株式会社(福岡市南区向新町2丁目、中村悦治社長)の14年5月期決算は、売上高が前期比19%増の121億1500万円、経常利益が同48%増の5億8900万円で3期連続の増収増益となった。
 消費税増税前の駆け込み需要が後押しし、木造、マンション、リフォームなど全部門で増収増益となった。加えて、これまでの有税償却による税負担が軽減したことで、当期純利益は約3・53倍の大幅増益となった。今期は建築資材や労賃の高騰、用地取得が遅れることが見込まれることから、売上高は10%減の110億円、経常利益は15%減の5億円の減収減益を見込んでいる。中村社長は「取引業者の協力があり、資材や賃金の高騰による影響を受けず実績を出すことができた」と話している。
 同社は1972年6月設立、資本金7000万円、従業員105人。