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売上高は前期比13・7%増の57億8200万円 HYUGA PRIMARY CARE3月期


週刊経済2022年5月24日発行

利益は2倍の5億円

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)の2022年3月期決算は、売上高が前期比13・7%増の57億8200万円、経常利益は2倍の5億600万円で増収増益だった。
創業以来14期連続増収と過去最高を更新。主力の「在宅訪問薬局事業」のドミナント戦略による増店と業務効率化に加え、中小規模の薬局と提携し在宅薬局の運営ノウハウを提供する「きらりプライム事業」の加盟店が2倍の1103店舗に拡大し収益けん引した。
セグメント別では「在宅訪問薬局事業」売上高が前期比8・1%増の51億4600万円、同事業利益は40・8%増の5億7800万円。「きらりプライム事業」売上高が2・4倍の4億3300万円、同利益は2・4倍の2億5900万円。「ケアプラン事業」売上高が22・1%増の1億2200万円、損失700万円、「タイサポ事業」の売上高が36・8%増の6600万円、利益が31・9%増の1700万円、ICTなど「その他事業」売上高が1400万円、損失1400万円となった。
同社では「在宅訪問薬局数と比例して在宅訪問患者数も拡大し、訪問患者数は高水準を維持。きらりプライム事業はさらなる加盟店増加で50%超えの増収を見込む」とし今期売上高は前期比9・2%増の63億1600万円、経常利益は同16・6%増の5億9千万円で増収増益を目指す。