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売上高が2期連続で100億円突破 はせがわ中間期
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週刊経済2022年11月22日発行
スマホアプリや新商品開発などに注力
仏壇販売の最大手・㈱はせがわ(福岡市博多区上川端町、新貝三四郎社長)の9月中間決算は、売上高が2期連続で100億円を突破し114億9700万円、経常利益が12億7700万円だった。(昨年度中間期は連結業績だったが今年度から非連結での業績発表のため増減率はなし)。
今年度スタートした中期経営計画では「“売り切り型〟からの脱却」をテーマに掲げ、その一環として新たな会員制度「ピースフルライフクラブ」を開始。スマホアプリを導入し、様々なコンテンツから顧客に役立つ情報を提供している。また、多様化するニーズに対応した商品開発も進めており、特に仏壇仏具事業では建築家の隈研吾氏のデザインによる仏壇「薄院(はくいん)」を新たに開発。墓石事業でも近年注目されている「樹木葬」の販売を今年1月から東海地区で開始し、引き続き他エリアへの拡大も図っている。このほか販売促進活動ではTVCMや新聞折込チラシなどを積極的に展開。この結果、半期売上高は2期連続で100億円(昨年中間期では連結で101億7900万円)を突破した。経常利益についても売上高の伸びに伴い12億7700万円(昨年度連結では7億2700万円)となった。
通期では売上高が6・0%増の209億円、経常利益が8・3%増の13億5千万円の増収減益を見込んでいる。