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売上高が2・9倍の71・2億円 コーセーアールイー中間期


週刊経済2023年9月20日発行号

投資物件一括販売で

マンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2024年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比2・9倍の71億2772万円、経常利益が7・4倍の15億5797万円で、増収増益だった。
資産運用型マンション販売事業で期中に同市博多区で開発していた投資用物件1棟247戸を売却したことで、売上高が4・2倍の56億6657万円、セグメント利益が7・7倍の15億9838万円となったことが、売上高、利益の大幅増につながった。当期純利益は7・8倍の10億6538万円。
そのほか事業別では、ファミリーマンション販売事業は、売上高が47・5%増の11億333万円となったものの、マンション販売開始に伴う販売広告費などが発生した影響で、セグメント損失は3842万円(前期は6622万円の赤字)。不動産賃貸管理事業は、管理戸数が前期比28戸増の3735戸になり、売上高が8・1%増の1億8042万円、セグメント利益が14・2%減の4575万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が16・4%増の1億5336万円、セグメント利益は62・7%増の2214万円。不動産売買仲介業などそのほかの事業は、売上高が48・9%減の2403万円、セグメント利益が82・3%減の680万円だった。
通期連結は期首の計画通り、売上高が2%減の107億8000万円、経常利益が9・4%減の16億7000万円を見込んでいる。