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売上高が18・0%減の755億円  西部ガス連結中間決算    熊本地震や高気温などが影響


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、酒見俊夫社長)の2016年9月連結中間決算は、売上高が前年同期比18・0%減の755億4200万円、経常利益が34・1%減の35億7900万円で減収減益だった。単体でも売上高が519億9500万円(22・9%減)、経常利益が31億1300万円(29・4%減)の減収減益だった。
 原料費調整制度に基づくガス料金単価の下方調整等の影響や4月の熊本地震、気温が高めに推移したことで家庭用ガス販売量が減少したことなどから約165億円の減収となった。一方、利益面では売上高の減少、熊本地震による都市ガス復旧費用がかかったことなどから減益だった。
 同社グループでは「ガス事業のウェートが高いため冬期を中心とした期間に多くを計上する季節的変動がある」としており、通期では連結で売上高が1700億円(10・7%減)、経常利益が100億円(17・8%減)の減収減益を見込んでいる。