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売上高が過去最高の951億円 西部ガス連結中間決算 経常利益も3倍に
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西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、酒見俊夫社長)の2015年3月期の連結中間決算は、売上高が前年同期比6・5%増の951億4000万円と5年連続で増加し過去最高を更新、経常利益は約3倍の35億5500万円で増収増益だった。単体でも売上高が705億1700万円(8・0%増)、経常利益が31億6300万円(285・3%増)の増収増益だった。
冷夏に伴う給湯需要の増加や大口顧客の開拓などでガス販売量が増えたのに加え、原料費調整制度に基づく料金単価の上方修正の影響等により、ガス売上が増加したことなどから58億2500万円の増収となった。利益面では、為替が円安で推移したため都市ガス原材料費の増加などで売上原価が増えたものの、家庭用、業務用ともにガス販売量が伸びため経常利益が大幅に伸びた。
同社グループでは「ガス事業のウェートが高いため冬期を中心とした期間に多くを計上する季節的変動がある」としているが、通期では連結で売上高が2140億円(6・9%増)、経常利益が70億円(25・3%増)の増収増益を見込んでいる。