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売上高が過去最高の376億5300万円 新日本製薬9月期決算
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週刊経済2023年12月5日発行号
経常益も6・7%増で上場来最高
化粧品、健康食品、医薬品の企画・販売の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2023年9月期連結決算は、売上高が前年同期比4・3%増の376億5300万円、経常利益が6・7%増の37億2100万円だった。
EC売上高が大幅伸長した20~30歳代向けスキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス」と、機能性表示食品「Wの健康青汁」の販売などが好調だったヘルスケア分野がけん引し、売上高は、過去最高を更新。利益面では広告宣伝費や販売促進費など成長投資の増額があったものの、増収効果に加え、コールセンターなどオペレーションコストの効率化を進めたことが奏功し、19年6月の東証マザーズ上場以来最高益となった。なお、営業利益は6・6%増の37億5400万円、当期純利益は1・6%増の23億9400万円だった。
24年9月期は、パーフェクトワンフォーカスや健康食品分野など育成ブランドの大幅増収を見込み、売上高が6・2%増の400億円、営業利益が6・5%増の40億円、経常利益が7%増の39億8000万円を予想している。