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売上高、経常益とも統合後過去最高 岩田屋三越


売上高は2・6%増の1178・6億円

㈱岩田屋三越(福岡市中央区天神2丁目、細谷敏幸社長)の2018年3月期決算は、売上高が前期比2・6%増の1178億6700万円、経常利益が同61・8%増の7億3000万円で大幅増益となった。売上高、経常利益とも岩田屋三越統合後で過去最高。
営業利益は同62・9%増の7億5600万円、当期純利益は同約5・9倍の6億9200万円だった。年間を通してインバウンド(免税売上げ)が同44・2%増と好調。国内需要と相まって美術・宝飾・貴金属が同10・8%増、化粧品が11・1%増といずれも2ケタ伸びた。上期では熊本地震による消費マインドの低下や訪日客の大幅減少の反動で購買力が回復。リモデル効果もあり、同3・1%増。下期も訪日客の増加が継続したことや福岡三越開店20周年企画等が奏功し同2・2%増だった。
今期は売上高で18年3月期比0・5%増の1184億8000万円、経常利益で同3・6%増の7億5700万円を見込む。

2018年6月19日発行