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売上高、経常利益ともに5期連続で増収増益 九電工
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工事受注高は6期連続過去最高
㈱九電工(福岡市南区那の川1丁目、西村松次社長)の2017年9月期中間決算は、連結で売上高が前年比8・5%増の1593億7800万円、本業のもうけを示す営業利益は同20・7%増の132億7400万円、経常利益は同27・8%増の149億5900万円と5期連続で増収増益だった。
民間設備投資、公共投資の底堅い動きとともに、オリンピック関連工事や都市再開発事業の進展で好調な受注を背景に増収、現在の中計で進めている原価低減、コスト削減などの取り組みが奏功し、増益となった。当期純利益は前年比19・7%増の96億7700万円。工事受注高は前年比2・5%増の2051億4700万円と6期連続で過去最高を更新。
通期の見通しは売上高が前年比8・3%増の3700億円、営業利益は同17・1%増の360億円、経常利益は同15%増の370億円、純利益は同19・7%増の245億円。
福岡証券取引所で記者会見した西村社長は「現中計の折り返し地点を迎える中、5期連続で増収増益を達成、工事受注高は6期連続で過去最高を更新するなど好調な状況が続き、全体の利益改善も進んでいる」と話している。
2017年11月7日発行