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声を販売できるWebサービスを開始 スターボール


週刊経済2023年2月21日発行

名称は「生声自動販売機」

Webサービス企画・運営の㈱スターボール(北九州市小倉北区砂津2丁目、渡邊充紀社長)は2月2日、声を販売できるWebサービスを開始した。
サービス名は「生声自動販売機」で、録音した声や音を希望価格で出品できる。ネットでのライブ配信で収入を得ている人や声優を目指す人などを中心に利用拡大を図り、ライブ配信者のファン層や音を素材として使用したいといった購入側のニーズに応える。購入した人と出品者は任意でダイレクトメールの交換が可能。出品者の登録などは無料で、希望価格でサイト上に音声を出品。購入者はサンプルを聴くことができ、サイト専用コインで取引する。一方、スターボール側は現時点では売り上げの約8%のマージン収入を得る。渡邊社長は「サブスクリプション型の音声プラットフォームはすでにあるが、自動販売機のように気軽に売り買いできる点が強み。早い段階で10万ユーザー突破を目指したい」と話している。
同社は2020年1月設立。資本金1千万円。