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墨田区錦糸町に関東営業所を開設 丸久
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首都圏の需要増加に対応
非鉄金属卸売の㈱丸久(粕屋郡志免町志免、松下健三社長)は7月4日、東京都墨田区錦糸町に関東営業所を開設した。
関東エリアの顧客増加の対応に加え、今後の首都圏の需要増加を想定し強化するもの。また、スタッフは2人体制からスタートし、25年までに6人に増やして関東エリアでの売上高20億円を目指す。また、中期経営計画として2019年12月期までに約10億円増の売上高100億円達成に取り組んでいく。松下社長は「2020年の東京オリンピック後も都内の案件は増え、伸びる余地があると考えている」と話している。
ISO9001認証取得
また同社は6月22日、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001:2015」を取得した。
営業、総務、現場のそれぞれ異なる業務の中で、ISO取得を一つの目標に設定することで一体感を高め、社内活性化を図るもの。昨年6月からISO取得の部署を設け、約1年かけて取得した。松下社長は「社内の意識向上のためにも取得までのプロセスを重要視した」と話している。
ISOは162カ国が加盟している産業製品などの国際標準規格を制定する組織で、国や企業などが便利になるものに対して国際規格を発行している。
同社は1951年4月創業、63年9月設立。資本金8373万円。売上高96億円(2018年12月期見込み)。従業員数37人。松下社長は福岡市中央区出身。1946年10月15日生まれの71歳。福岡大学法学部卒。趣味は剪定。特に松。
2018年8月14,21日合併号