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増税駆け込み需要の反動減から回復  協立エアテック    通期は増収減益見込み


 空調設備機器製造の協立エアテック株式会社(粕屋郡篠栗町大字和田、久野幸男社長)の2014年6月の中間期連結決算は、売上高が前年同期比2・9%増の38億8900万円、経常利益は49・5%増の2億2200万円の増収増益となった。
 建設市場において公共投資は順調に推移した一方、民間設備投資は労務費、材料費の高騰が影響。住宅投資については、一時的に消費増税前の駆け込み需要の反動減があったものの回復した。今後も生産能率の向上とコスト低減による原価低減に取り組んでいく。
 通期では販売体制の充実、主力製品の拡販、コスト削減に取り組み売上高が6・4%増の78億9200万円、経常利益は3・6%減の3億3300万円の増収減益を見込んでいる。