報道番組部門で最優秀賞を受賞　テレビ西日本

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週刊経済2021年10月5日発行

同部門で３５年ぶり

㈱テレビ西日本（福岡市早良区百道浜２丁目、河野雄一社長）は９月１６日、（一社）日本民間放送連盟（東京都千代田区紀尾井町、大久保好男会長）が主催する２０２１年民間放送連盟賞の「テレビ報道番組」部門で、９４作品の応募から最優秀賞を受賞した。
同部門では１９８６年の「南方特別留学生の軌跡」以来３５年ぶりで、九州・沖縄のテレビ局の中では５年ぶり。番組は５月１８日の午後８～９時に放送した「すくえた命～太宰府主婦暴行死事件～」。内容は、２０１９年１０月２０日に太宰府市のインターネットカフェの駐車場で遺体となって発見された佐賀県基山町の主婦・高畑瑠美さん（当時３６歳）の関係者（遺族、被告、佐賀県警など）を取材したもの。同作品のほか、「テレビエンターテインメント番組」部門で「第8世代（だいはちせだい）～ここまでどうですか？～」が９９作品の応募から優秀賞を受賞した（全国から６番組のみ）。同社では「受賞を励みに、今後も満足いただける番組の制作に努めていく」と話している。
同社は１９５８年４月設立。資本金３億５２５０万円。２０２１年３月期売上高は１２２億３２４０万円。従業員１７１人。（３月３１日時点）