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埼玉県久喜市の関東物流倉庫を3倍に拡張 オーレック
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週刊経済2021年12月7日発行
主力製品収容率は6倍に
乗用草刈機、自走式草刈機の㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は、埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲の関東物流倉庫を拡張し11月25日、稼働した。
場所は国道122号「菖蒲陣屋」交差点北側。同所は2011年に開設し、これまで主に部品在庫として機能していたが、新たに倉庫を建て3倍に増床し主力製品の収容率を6倍に広げることで納期短縮と物流の効率化を図る。東日本エリアへは福岡本社から直接配送し納期に2日間かかっていたが翌日配送が可能になるという。敷地面積は4311㎡。鉄骨2階建てで延べ床面積1875㎡。また、倉庫には雨水貯留浸透施設を設置し、降雨時の表面流出量を抑制し水害防止につなげるほか、屋上緑化の導入でヒートアイランド現象や大気汚染緩和など災害対策や環境改善に取り組む。同社では「近年は受注する製品が多岐にわたっており、お客さまからの多様なニーズに応えられるよう安定した物流体制を構築していく」と話している。