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基山PAで家具の展示販売 関家具


週刊経済2023年5月23日発行号

産官連携のプロジェクトで

家具の企画、卸売、小売などの㈱関家具(大川市幡保、関正社長)は5月18日から、九州自動車道の基山PA(上り線)で家具の販売を開始した。
新しい高速道路の利用体験を創造する「情報の箱」プロジェクトとして始動したもので、トレーラーハウスを設置し、ワークスペースとしての利用や基山町を中心とした情報サービスの提供、企画展示、本や家具の展示販売などを実施する。プロジェクトに参画しているのは、同社と佐賀県基山町(松田一也町長)、NEXCO西日本九州支社(福岡市、中村順支社長)、九州アイランドワーク㈱(宮崎市、馬渡侑佑社長)、日本出版販売㈱西日本支社(広島市、新井康行西日本支社長)の5社・団体。
ビジネスパーソンを中心とした新規顧客開拓を図るため、ワークスペースには人間工学に基づいて開発した椅子「エルゴヒューマン」と読書用ソファを展示。実際に使用し、価格や性能を確かめた上でQRコードからオンラインで購入することができる。トレーラーハウスの広さは11㎡で、冷暖房や無線Wi‐Fi、電源コンセント、モニターディスプレイなども完備している。利用時間は午前8時から午後9時まで。2025年3月末までの設置を予定。事前予約の貸し切り制で、料金は30分550円。
同社は1982年11月設立。資本金1億5千万円(資本準備金含む)。