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基山町に建設中の物流センターは8月中旬稼働 ヤマエ久野 敷地面積約2万5000平方メートル、取扱額450億円


 総合卸売業のヤマエ久野株式会社(福岡市博多区博多駅東二丁目、柳川信社長)は八月中旬の稼働を目指し、佐賀県三養基郡基山町に物流センターを建設している。
 これは、株式会社イズミ(広島市南区京橋町、山西泰明社長)が福岡県久留米市に建設中の「ゆめタウン久留米」の開業にあわせて建設しているもので、名称は「ゆめタウン九州物流センター」。建物は、敷地面積約二万五千平方メートル、建築面積は約一万五百六十平方メートルの平屋建て(一部二階)。加工食品、酒類、菓子類などを扱う在庫型と、衣料品や日用雑貨品については在庫をせず、各メーカーが同物流センターへ持ち込んだものを配送する通過型とを兼ねた物流センターとなる。取扱額は四百五十億円程まで対応する。スタッフ数は約百人。
 同社は一九五〇年四月設立、資本金は十億二千五百九十六万円。従業員は八百三十八人。二〇〇三年三月期の連結売上高は二千四百十五億六千百万円。
 柳川社長は宮崎県日南市出身で、一九四三年二月十一日生まれの六十歳。宮崎県立日南高校卒。趣味はゴルフ。

2003.06.10 発行 週刊経済より