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城南区片江5丁目に3施設目のシェアハウス 城南区在住の木下ヤナさん


外国人就業者など入居好調

福岡市城南区在住し、シェアハウスを運営する木下ヤナさんは7月1日、同区片江5丁目に3施設目の「シェアハウス福大」をオープンした。
昨年9月の「シェアハウス七隈」(同町内、7室)や今年4月の「シェアハウス片江」(同区片江3丁目、10室)に続き、福岡大学の学生向けの寮を一棟借りし、改修してオープンしたもの。想定していた以上に就業している外国人の引き合いが多く、木下さんは「今後も施設を増やしていくと同時に、法人化も考えていきたい」と話している。
場所は通称福大通り沿いにある福岡市城南図書館から南へ徒歩5分の居酒屋「たら福3号店」の南側。建物は2階建てで、延べ床面積は約190㎡。8畳から12畳までの10室。1階には風呂やトイレ、キッチンなどが共同で使用可能。家賃は月2万8000円から3万5000円まで。別途月額1万2000円の共益費(インターネット代や電気代、水道代など)を要する。8月4日現在、タイ人やフランス人、中国人のほか日本人が共同生活をしており、8月中には計8室が埋まる予定。
木下氏はフランス出身。1981年3月5日生まれの37歳。2003年に来日し、大阪に1年間留学したのち、2005年から地域レベルの国際交流の進展や小・中学校などの外国語教育の向上を図るJETプログラムの参加者として3年間、宮崎県三股町で国際交流員として通訳や翻訳などに携わっていた。趣味は読書、ヨガ。

2018年8月14,21日合併号