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城南区友丘に障がい者向けグループホーム ten


週刊経済2021年2月23日発行

賃貸マンション7室を利用し

保育施設の運営受託や開園支援サービス、訪問介護ステーション施設運営の㈱ten(福岡市中央区大名2丁目、西村淳社長)は3月1日、城南区友丘2丁目に障がい者向けのグループホームを開設する。
昨年5月から障がい者向け福祉事業に参入している一環。名称は「グループホームten友丘」。場所は「神松寺」交差点の北東側、賃貸マンション「アメニティ友泉」。tenが同マンションの2階と3階の計7室(内装はリノベーション工事済)を賃借する。間取りは全て1K、広さは21㎡のみ。同社と提携している訪問看護ステーションのスタッフが入居者の体調不良や相談などに対応する24時間の電話応対サポートが特徴。一部のサポートは別途料金が生じる。利用料金は、月の家賃代が3万6千円、1日あたり食材料費代は朝食が400円、夕食が600円、水道光熱費代は300円、日用品代100円。西村社長は「城南区別府での開設計画も進めている」と話している。
同社は2017年7月設立。資本金500万円。従業員216人(パート含)。決算期6月。2014年から余剰施設の有効活用における保育園事業を手がけており、開業計画段階での補助金申請手続きサポートから資金調達、土地探し、保育士の人材募集、運営までの開業支援サービスを提供している。