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城南区別府に障がい者向けグループホーム ten
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週刊経済2021年3月9日発行
賃貸マンション7室を利用し
保育施設の運営受託や開園支援サービス、訪問介護ステーション施設運営の㈱ten(福岡市中央区大名2丁目、西村淳社長)は3月1日、城南区別府に障がい者向けグループホームを開設した。
昨年5月から障がい者向け福祉事業に参入している一環。名称は「グループホームten別府」。場所は別府6丁目の賃貸マンション「別府マンション」。tenが同マンションの1階から3階の計7室(内装はリノベーション工事済)を賃借する。間取りは全て1K、広さは16㎡のみ。同社と提携している訪問看護ステーションのスタッフが入居者の体調不良や相談などに対応する24時間の電話応対サポートが特徴。一部のサポートは別途料金が生じる。利用料金は、月の家賃代が3万6千円、1日あたり食材料費代は朝食が400円、夕食が600円、水道光熱費代は300円、日用品代100円。
同社は2017年7月設立。資本金500万円。従業員216人(パート含)。決算期6月。2014年から余剰施設の有効活用における保育園事業を手がけており、開業計画段階での補助金申請手続きサポートから資金調達、土地探し、保育士の人材募集、運営までの開業支援サービスを提供している。