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城南区別府に同社４施設目のグループホーム 西日本介護サービス　名称は「ウィズライフ別府」

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　グループホーム、有料老人ホーム運営の株式会社西日本介護サービス（中央区大名二丁目、藤原博章社長）は十月、城南区別府三丁目に同社四施設目となるグループホームを開設した。
　場所は城南区別府三丁目県道２０２号沿いの中村学園大学前、敷地面積五百四・七一平方メートル、述べ床面積五百四・六四平方メートル、鉄骨造二階建て。一、二階とも個室九室、宿直室一室、食堂、浴室をそれぞれ備える。個室面積十平方メートル。名称は「ウィズライフ別府」。
　藤原社長は「今回の施設は和風のデザインを採り入れ、利用者の方々 にリラックスしてもらえるものになる。地下鉄３号線別府駅の近くで交通アクセスも良い」と話している。

　今期は訪問介護・居宅介護支援事業２割増見込む

　また、同社は今期、訪問介護・居宅介護支援事業分野の売り上げが約 二割増になると見込んでいる。
　これは厚生労働省の介護に関する方針が在宅介護分野中心の施策になっているためで、現在一割程度の同分野の売り上げが、今期は約三割まで増えるものと見ている。
　これを受け同社は今年一月、施設数の増加と育成スクール事業、訪問 介護事業、居宅介護事業、介護施設コンサルタント事業などの業態増加を背景にグループ内の各事業に「ウィズグループ」として名称を統一しており、在宅からグループホーム・介護付老人ホームへの移動、またその反対の要望にも対応する体制を整えている。
　藤原社長は「今後も利用者のニーズに対応できる体制をつくっていき たい」と話している。
　同社は二〇〇一年七月設立、資本金二千万円、売上高四億八千万円（〇四年五月）、従業員九十人。これまでに痴呆対応型高齢者ホーム（グループホーム）を三施設、有料老人ホームを二施設運営している。
　藤原社長は五八年六月十九日生まれの四十六歳、大阪府出身、大阪産 業大学工学部卒、趣味はゴルフ、カラオケ。

2004.8.17 発行　週刊経済より