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地方自治体向けのDXイベント 徳島のあわえ
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週刊経済2023年4月4日発行
福岡初開催
サテライトオフィス誘致支援事業などを手掛ける㈱あわえ(徳島県海部郡美波町、吉田基晴社長)は5月18日・19日の2日間、博多国際展示場&カンファレンスセンター(福岡市博多区東光2丁目)で、地方自治体向けの最新テクノロジーを紹介するイベント「地域×Tech 九州」を開催する。
「地域×Tech」は、地域課題を抱える自治体と、解決のためのテクノロジーやサービスを持つ企業を結びつけることを目的に、同社が2019年から実施してきた。仙台や京都で開催実績があり、九州では今回が初めて。会場には、DX推進や防災・安全対策、再生可能エネルギー活用や地域新電力推進などの課題に活用できる商材・サービスを持つ40社が出展予定。セミナーも同時開催し、田辺一城古賀市長、池田宜永都城市長、浅田敏彦荒尾市長が自治体DXや地域交通・MaaSなどについて講演する。来場・セミナー聴講には事前登録が必要で、イベントのホームページから受け付けている。防災・危機管理、総務、政策企画、都市計画、まちづくり、環境部門などの自治体関係者を中心に、500人前後の来場を見込む。
同社では「出展企業からの要望や、九州の自治体からのニーズがあり、福岡で初めての開催が決定した。リアルイベントだからこそ得られる情報やノウハウを、地域づくりに活用してほしい」と話している。
同社は2013年6月設立。資本金は1千万円。福岡県内では八女市、古賀市に拠点を置く。