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地場6社と黒崎南で84区画を共同開発  辰巳開発    3月完成予定


 福岡県北部で宅地開発などを手がける辰巳開発株式会社(北九州市八幡西区幸神、今村重記社長)は3月から、八幡西区市瀬1丁目で取り組んでいる84区画の宅地開発を完了させる。事業名は「ガーデンシティ黒崎南プロジェクト」。
 場所は国道200号から211号にかかる割子川二交差点東側。同社が主体となり地場企業6社と共同で設立した「市瀬一丁目開発目的会社」により昨年4月から開始されたもの。総面積2万3818平方mの84区画で、宅地は全て50坪以上、面積は165~300平方m。
 今村社長は「住宅地の中心に公園スペースをつくるなど緑を取り入れ、まちのコンセプトに沿ったつくりを打ち出した。黒崎インターが近く、周辺の施設も充実しており、とても生活しやすい環境」と話している。
 同社は1980年8月設立。資本金は7000万円。従業員は83人。16年7月期の売上高は60億9600万円。