地場企業の人材確保で任意団体を立ち上げ　エフェクト

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先端ポリテクニック人材育成推進協議会

組み込み式ソフトウェア開発の㈱エフェクト（福岡市博多区博多駅南２丁目、光安淳社長）は１０月１日、工業高校などポリテクニック系の機関や同人材と地場企業のネットワーク構築を図る任意団体を立ち上げた。

名称は「先端ポリテクニック人材育成推進協議会」。工業高等専門学校や工業高校などポリテク系機関や同人材と地場企業ネットワークを構築し技術者の育成と地場企業の人材確保に繋げる狙い。活動拠点は九州地区を優先させる。年会費は幹事会員（法人・団体）が１口１０万円で５口以上。新規加入会員は入会金として別途１０万円。正会員（同）は１口１０万円で１口以上。地方自治体や各種協議会など特別会員は年会費無料。幹事会員のうち口数が最多の企業代表者は該当年度に副会長に就任し、口数が２番目から７番目に多い企業代表者は理事に就任する。光安社長は「優秀な人材の東京一極集中の是正に貢献したい」と話している。

同社は２０１２年４月設立。資本金１０００万円。従業員１４人。今年３月優れたソフトウェアや企画を評価する「第９回フクオカＲｕｂｙ大賞」で「ｍｒｕｂｙ特別賞」を受賞している。１７年１２月期の売上高は前期比４０％増の１億４０００万円を見込む。

光安社長は福岡市南区出身。１９７４年７月１５日生まれの４３歳。東福岡高校‐佐賀大学大学院工学系研究科卒。趣味はスポーツ観戦。

2017年11月14日発行