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地場不動産業者で協力会発足へ  愛和地所    情報交換で連携強化


 投資用アパート1棟売りの株式会社愛和地所(福岡市東区箱崎3丁目、阿部浩二社長)は、7月10日に地場不動産業者などで構成する協力会を発足させる。
 不動産に関する相互の情報交換で連携を強化し、共存共栄を図るもの。具体的には賃貸アパートの用地や貸コンテナの借地用地などの土地情報や投資用アパート・ビル、コンテナの購入希望者などの情報提供に対して、会員には同社の物件情報を提供する。顧客情報に関しては、手数料を支払う。会員は地場不動産業者など40~50社になる見込みで、7月10日にはアクロス福岡で発足総会を兼ねた第一回会合を開く。会の名称や会長などの詳細については未定で、運営も含めて今後検討していく方針。会費は原則的に無料だが、会合などの実費については自己負担となる。阿部社長は「会合や投資セミナーなどを活発化し、協力会を核に一般に対して不動産投資に関する考え方を浸透させていきたい」と話している。同社は1987年10月設立で、資本金は1000万円。年商は約10億円(08年3月期)で、従業員は22人。関連として同市東区馬出1丁目で、大学進学を目指す外国人のための日本語学校の愛和学園・愛和外語学院を運営している。