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地域特化型クラウドファンディングの運営を開始  QTnet


東京のCAMPFIREと提携

 九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は3月26日、クラウドファンディング運営の㈱CAMPFIRE(東京都渋谷区、家入一真代表取締役CEO)と提携し、福岡発の地域に特化した購入型クラウドファンディング「FAAVO(ファーボ)福岡」の運営を開始した。
購入型クラウドファンディングとは、起案者と多数の支援者(資金提供者)をインターネット経由でつなげ、支援者から少額ずつ資金を集めるクラウドファンディングの一種で、支援者が金銭以外の物品や権利(リターン品)を受け取る仕組み。QTnetでは同事業を通じて、地域の新たなチャレンジや夢や想いを支援者につなぐ役割を担い、地域社会の発展や新たなビジネス創出に貢献していく。FAAVO福岡はCAMPFIREがプラットフォームを運営し、QTnetがプロジェクト起案の勉強会、プロジェクトの計画・実行へのアドバイス、広報活動の支援などを行い、起案者の夢の実現を支援する。まずは、福岡地区でQTnetがFAAVOオーナーとなって活動していく。
CAMPFIREは2011年1月創業、資本金30億9052万円。国内最大のクラウドファンディング「CggAMPFIRE」を運営。また、地域に特化した購入型クラウドファンディングサービス「FAAVO」では、地域単位のサイトを立ち上げて全国展開しており、約200の自治体、金融機関や民間企業・団体と連携してサービスを提供している。

2020年4月7日発行