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地域特化型クラウドファンディングの紹介サイト  西日本シティ銀行


公式SNSやアプリと連携し情報発信

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は9月30日、地域特化型のクラウドファンディング(CF)を紹介するウェブサイト「NCBクラウドファンディング」を公開した。
これは地域経済の活性化に向けた取り組みの一環。インターネットを通じて不特定多数の人々から資金を募るCFは国内で急速に普及しており、新ビジネスのマーケティング目的に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者が、資金調達手段として導入する傾向にあるという。利用する事業者の急増に、プロジェクトを紹介する大手ウェブサイトには多数の案件が並び、事業者にとって消費者・支援者にどうPRするかが大きな課題となっており、同サイトで九州を中心に地域で挑戦する事業者の取り組みを紹介し、消費者・支援者とつながる場を提供していく。
同サイトでは、フォロワー数約4万にのぼる同行の公式SNS(Twitter・Facebook)でプロジェクトをフォロワー等に拡散できるほか、ダウンロード数約75万の同行アプリと連携することで、幅広い消費者にプロジェクトをPRできるのが特長。通常、サポートは運営事業者による非対面が原則だが、同サイトでは、国内最大のCFを運営する㈱CAMPFIRE(東京都渋谷区、家入一真CEO)やその提携先である九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)などと連携しており、対面でのサポートも可能。起案から公開、達成までプロジェクトの実現に向けてサポートする。

2020年10月13日発行