NEWS

地域活性化に向けた包括協定  福岡県とアサヒビール


週刊経済2021年12月28日発行

県産品の販売拡大や子育て支援など

福岡県(服部誠太郎知事)とアサヒビール㈱(東京都墨田区、塩澤賢一社長)は12月15日、県産品の販売拡大や観光振興、子育て支援など地域の活性化および県民サービスの向上を図るための包括提携協定を結んだ。同社が九州の自治体と包括提携協定を結ぶのは初めて。
同社の博多工場(福岡市博多区竹下3丁目)が100周年を迎えたことで地域活性化に取り組む一環として協定締結に至ったもの。協定内容は①地産地消、県産品の販売拡大、観光振興②ワンヘルスの推進③地域の安全・安心④子育て支援・女性の活躍推進⑤その他、地域の活性化および県民生活の向上。締結後のプロジェクトとして福岡県産のキウイを使ったオリジナルサワーの開発を進めている。アサヒビールでは「福岡県の活性化および県民サービスの向上を図るとともに『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成に貢献し『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』を目指したい」としている。