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地域支援活動応援プロジェクトを開始 サンカクキカク


週刊経済2024年1月23日発行号

自社サービス「ふるさとズ」で

WEB・グラフィックデザイン事業などの㈱サンカクキカク(久留米市藤北町、宇佐川桂吾社長)は12月22日、同社が運営する店舗型のふるさと納税サービス「ふるさとズ」で地域支援活動応援プロジェクトを開始した。1月31日まで。
「ふるさとズ」は、訪れた土地の店舗や施設に「ふるさと納税」として寄付をし、その場で返礼品を受け取れるサービス。これにより、モノだけでなく現地の体験型サービスや宿泊を返礼品にできるほか、事業者支援や地域の関係人口創出を図る狙いがある。2021年11月から提供を開始したもので、現在全国28の自治体が導入している。
今回のプロジェクトでは、期間中にふるさとズを通じて寄付された金額の1%相当を、地域支援に取り組むボランティア団体やNPO法人、事業者、自治体などに抽選で活動運営資金または希望品にして贈る。支援団体も募集中で、各団体の支援上限は10万円相当まで。宇佐川社長は「ふるさと納税を返礼品目的だけでなく、寄付をすることで地域支援につなげるという意義で利用する人を増やしていきたい」と話している。
同社は2012年10月創業。17年7月設立。資本金200万円。従業員数は約40人。