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地域創生応援ローンを創設  西日本シティ銀行    地元企業の雇用増加や新事業を支援


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は6月11日、「地方創生」への取り組みの一環として、地元企業の雇用増加や新規事業展開などを支援する融資商品「NCB地域創生応援ローン」の取り扱いを東京、大阪両支店を除く全店で開始した。期間は9月30日まで。
 「地方創生プロジェクトチーム(事務局:地域振興部)」を設置し、その態勢を強化して「地方創生」に取り組む一環。地元企業の雇用増加に向けた事業展開や設備投資、新事業の立ち上げ、医療・介護関連事業、地域再生事業など、「地方創生や成長基盤強化に資する取組み」を幅広く支援する。また、地方創生や成長分野への事業に取り組む企業・事業主であれば、資金調達コストを軽減にできる特別金利で借り入れできる。融資金額は1000万円以上。融資期間は、変動金利の場合、運転資金10年以内、設備資金15年以内、固定金利の場合、運転資金・設備資金ともに7年以内。
当行は、今後も引き続き、地方公共団体の「地方版総合戦略」の策定に積極的に参画・協力するなど、地方創生に資する活動を通し、地元福岡・九州のために貢献していきたい」と話している。
 同行では、顧客に地方創生にかかる補助事業などを分かりやすく伝える「地方創生ガイドブック」を作成・発行したり、5月27日からは空き家問題に対応する「NCB空き家解体ローン」の取り扱いを開始するなど、積極的に地方創生に取り組んでいる。