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地下1階にココカラファインが出店 博多バスターミナル


1・3億円投じて共用部など改装

JR博多駅に隣接する「博多バスターミナル」を運営する博多バスターミナル㈱(福岡市博多区博多駅中央街、宮田克彦社長)は7月1日、約1億3000万円を投じて同ターミナル地下1階フロアをリニューアルオープンした。
同ターミナルは博多地区への通勤、通学などの交通拠点としての利用をはじめ、日頃の買い物や飲食の利用が多いことから、地下1階は「日常使いのしやすさ」をコンセプトに新テナントを誘致するとともに共用部を改装した。新テナントとして、ドラッグストア「ココカラファイン」が調剤薬局を併設した博多駅地区最大級の売り場面積となる新店舗を6月19日に先行して出店。共用部は、買い物途中やバスの待ち時間などにも利用できる休憩スペースの新設や多機能トイレ「誰でもトイレ」の新設、既存トイレの改装を実施。また、同フロア全体を木目調の統一感のあるデザインに一新し、ラフで明るい雰囲気を演出したという。
同社の親会社、西日本鉄道㈱の広報課では「ココカラファインの出店で既存の都市型小型スーパー、レガネットキュートを含め、利用者の生活利便性向上に寄与していくとともに、今後も当施設を安心・安全・快適に利用いただけるよう努めていく」と話している。
博多バスターミナルは1965年8月に営業開業。地上9階、地下1階建てで、商業部分を含む延べ床面積は4万5634㎡(うちバス関連部分が8991㎡)で、現在商業部分に61店舗が入居している。2018年度の来館者数は約2549万人で、売上高は約88億円。

2019年7月9日発行