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地下鉄赤坂駅近くに障がい者就労支援オフィス 東京のパーソルネクステージ


週刊経済2022年11月29日発行

県内3カ所目

就労継続支援のパーソルネクステージ㈱(東京都港区南青山1丁目、吉岡直登社長)は11月1日、福岡市中央区赤坂1丁目に障がい者就労支援オフィスを開設した。
名称は福岡コネクトオフィス。県内では福岡オフィス(同市博多区中洲5丁目)、北九州オフィス(北九州市小倉北区堺町2丁目)に次ぐ3カ所目で、全国では6カ所目の展開。首都圏と比べ、地域における一般企業での障がい者雇用が少ないことから、通所・テレワークの受託業務で働ける環境を提供するもの。場所は福岡市営地下鉄・赤坂駅近く、西鉄バス停「赤坂門」そばの読売福岡ビルの7階。オフィス面積は約120㎡で、フリーアドレスを導入。業務内容は利用者のスキルレベルに合わせて、データ入力から文字起こし、プログラミング、Webサイト制作など多岐に渡る。業務をサポートするスタッフは6人で、在宅で仕事する利用者にはリモートで相談や質問に応じる。
吉岡社長は大阪府出身。1974年9月5日生まれの48歳。立命館大学経済学部卒。趣味は国内外の旅行。これまでのオフィス展開について「テレワーク普及率の高い福岡を中心に、九州で拠点開設を進めてきた。福岡オフィスでは2年の実務経験を経て、来年から就職活動を予定している利用者がいる」と話している。
同社は2020年9月設立。人材派遣・紹介業のパーソルグループが持つ全国規模の企業ネットワークを生かした雇用創出と人材マッチングのノウハウを強みに、障がい者の就職サポートを展開。福岡3カ所ほか、鹿児島、大分、長崎にオフィスを開設している。資本金1億円(資本準備金を含める)。従業員153人(22年11月1日現在)。