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地上40階超の高層マンション建設   西小倉駅前地区市街地再開発準備組合   08年4月着工


 西小倉駅前地区市街地再開発準備組合(北九州市小倉北区室町2丁目、毛利一彦理事長)は、同町に地上40階超・地下1階建ての高層マンションを建設する。08年4月頃に着工し、完成は10年6月予定。
 今回の開発は、市街地再開発事業の制度を活用するもの。1980年に同所の地権者らが同組合を設立し、これまで検討を続けていた。現在、10月初旬をめどに特定業務代行者を選定中で、来年2月から3月にかけて都市計画決定を予定。同6月頃に組合設立後、設計を経て着工する計画。現在、現地には住居や商店がある。場所は、同町国道199号沿い、商業施設「リバーウォーク北九州」の北側向かい。建物は、40数階・地下1階建てで高さは約160メートル。敷地面積約2900平方メートル、建築面積約2100平方メートル、延床面積約3万平方メートル。住宅戸数約180戸、駐車台数約190台を予定している。計画では、1階に商業施設が入り、2~5階が駐車場、6~最上階が住居(ワンフロアは共用スペース)になる予定。また、敷地面積の約3割を歩行者空間として整備する考え。
 現在、福岡市東区のアイランドシティで、新栄住宅株式会社(福岡市中央区大名2丁目、木庭兌社長)が、高さ145メートルの高層マンション3棟を建設しているが、今回、同組合が計画しているマンションが実現すれば、その3棟を抜いて九州一の高さとなる。