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在宅医療専用スケジュール管理ソフト開発 diffeasy


初年度導入目標数100件

システム開発業の㈱diffeasy(=ディフィージー・福岡市博多区中洲4丁目、白石憲正社長)は4月、在宅医療専用のスケジュール管理ソフトを発売する。
薬局やクリニックのシステム開発を受託する中で、在宅医療のスケジュール管理に関するニーズが多かったことから、専用ソフトとしてパッケージ化した。製品名は「CrossLog(クロスログ)」で、在宅医療向けの訪問スケジュールの作成・管理ができる。医師や患者の予定を自動チェックしてスケジュールの重複を防ぐほか、地図との連動で移動時間の管理や効率的なルートのチェックができる。料金は100患者まで登録できるライトプランが月額7800円、500患者まで登録できるスタンダードプランが月額1万2800円、患者数や事業所数が無制限のプレミアムプランは月額5万円(いずれも税別)。初年度導入目標数は100件。白石社長は「薬局、クリニック、歯医者など別のシステムをつくる中で共通した悩みが訪問スケジュールの作成・管理だった。1拠点から訪問できる範囲が決まっているため、効率よくスケジュールを組んで医師や職員の業務改善に役立ててほしい」と話している。
同社は2015年10月設立。資本金779万円。従業員数28人。

2020年2月11日発行