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在宅医療専用スケジュール管理システムの新会社 diffeasyの宮原COO
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週刊経済2021年2月16日発行
3月営業開始
システム開発の㈱diffeasy(福岡市博多区博多駅前4丁目、白石憲正社長)の宮原智新取締役COOは、在宅医療専用スケジュール管理システム「CrossLog」を開発・販売する新会社を設立した。代表は宮原COOが務める。
新会社は「クロスログ㈱」、資本金は3千万円で、従業員数は1人。本社は同区博多駅中央街の「第16岡部ビル」5階に置き、3月1日から営業を開始する。宮原COOはdiffeasyで同システムの事業責任者として開発に携わっており、3月1日付でdiffeasyからクロスログへ同システム事業の譲渡を受けて営業を本格化する。「CrossLog」は在宅医療に特化したスケジュール管理ソフトで、医師や患者のスケジュール管理、訪問診療の移動ルート作成など在宅医療を効率化するもの。11都道府県の24医療機関が導入中で、今後システム改善や営業拡大を進めていく。宮原社長は「導入先の医療機関からは好評だが、認知度向上が今後の課題。代理店の開拓も進め、在宅医療の発展にシステム面で貢献していきたい」と話している。
宮原社長は佐賀県鳥栖市出身。1986年12月8日生まれの34歳。熊本大学理学部卒。システム開発会社でエンジニア、プロジェクトマネージャーを経験し、2017年4月にdiffeasyに入社。マネージャーや取締役COOを務めた。