土木・建設業向け積算販売管理システムを発売　クリアステージ

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初年度目標は３０社

システム開発の㈱クリアステージ（福岡市南区大橋１丁目、赤坂智弘社長）は１０月１日、土木・建設業向けの積算販売管理システムを発売する。

名称は「建設王」。クラウド型のサービスで、階層積算見積を自由に作成でき、出来高請求および保留金にも対応している。外注費や材料費などの原価、粗利や資金繰りを一元管理することで、請求処理漏れの防止や債権債務の多面的把握が可能になる点が特徴。メーンターゲットは、複数の拠点を持つ従業員５０人までの建設会社。価格は初期費用が１５万円（税抜）、使用ライセンス料が１ユーザー月額３０００円（税抜）、利用教育費が１回あたり１０万円（税抜）。第１号案件として、建築工事業の滉王（ひろたか）㈱（久留米市安武町、田中元晴社長）への導入が決まっており、初年度３０社、２年目で１００社の受注を目指す。今後は全国の主要エリアに１社ずつ代理店網を構築していく方針。赤坂社長は「シンプルなソフトウェアとして見える化を実現する。随時オプション機能も追加し、内容を充実させていきたい」と話している。

同社は２００６年９月設立。資本金６００万円。赤坂社長は行橋市出身。１９６６年３月１１日生まれの５１歳。コンピュータ教育学院卒。趣味はスポーツ。

2017年9月26日発行