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国際線航空会社ラウンジをリニューアル 福岡国際空港
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週刊経済2024年9月25日発行号
従来比2倍以上の広さに
福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(福岡市博多区下臼井、田川真司社長)は9月27日、国際線ターミナルビルの航空会社ラウンジ・ラウンジ福岡をリニューアルオープンする。
滑走路増設事業に合わせ、国際線ターミナルビルの増改築工事に伴うもの。出国通過後のエリアに設けられ、滑走路が一望できる3階から4階に移転。施設面積は1242㎡(うち提供面積は1082㎡)で従来比2倍以上の広さ。北側に家族連れや複数人での利用ができるリラックスゾーン、南側にはカウンター席を多くし、パソコンでの作業がしやすいワークススペース、ウェブ会議などにも対応できる専用ブースなども設けたビジネスゾーンで構成。総座席数は216席(VIPルーム14席含む)。館内は「福岡造り」をコンセプトとした空間演出で、博多人形師・中村弘峰氏制作の「黄金時代 龍の舞」をエントランスに配置し、大川組子や博多織、小石原焼など福岡県の伝統工芸品を随所に取り入れたほか、福岡県産のい草を使ったソファーやテーブルなどを配置。久留米産の銀梅花を原材料として空港オリジナルアロマも使用する。軽食やドリンクメニューも従来に加え約2倍に拡充する。
営業時間は出国審査開始時間から利用航空会社の最終便搭乗開始まで。契約航空会社が指定した搭乗客、PRIORITYPASS会員が利用できる。