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国際線ラウンジをリニューアルオープン 福岡国際空港


週刊経済2023年6月13日発行号

3年ぶりの再開

福岡国際空港㈱(福岡市博多区下臼井、永竿哲哉社長)は6月1日、国際線ターミナルビル3階のラウンジをリニューアルオープンした。
今回リニューアルしたのは「ラウンジTIMEインターナショナル」。場所はターミナル3階の搭乗待合室56番ゲート向かい。2020年4月からサービスを休止していたが、老朽化と国際線ターミナルの増改築計画に伴って内装やトイレなどをリニューアルした。「博多のおもてなし」をコンセプトに、内装は木やモルタルを基調とした色調に統一。「博多らしさ」を各所に取り入れた内装で、壁面には博多織の代表的な柄である献上織をモチーフにしたデザインを施した。入口正面のパーティションデザインは博多の名所や銘品を表現した。面積は約200㎡で席数は70席。ビジネス用のカウンターを9席設け、コンセント・USBポートを全体の82%の58席に設置した。リニューアル前は固定され動かすことができなかった家具も、家族連れなどの複数人での利用に合わせて移動が可能。営業時間は出国審査開始時間〜午後9時まで。利用料金は大人税込み1100円、3歳以上12歳未満同550円、3歳未満は無料。提携カードのゴールド会員は無料で利用できる。フリードリンク、化粧室、電話ブース、専用Wi−Fiなどは無料で利用でき、スナックとアルコールの提供は有料。
西田裕史国際営業開発課長は「旅のスタート地点、終着点でもある場所で博多らしさを感じながらくつろいでいただきたい」と話している。