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国際線ターミナルの有料待合室をリニューアル 福岡国際空港


週刊経済2023年7月11日発行号

2階から4階に移転

福岡空港を一体運営する福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区下臼井、永竿哲哉社長)は7月1日、国際線ターミナルビルの有料待合室をリニューアルオープンした。
現在進行中のターミナル増改築工事に伴うリニューアル。これまで2階にあった有料待合室A室、同B室の2室を4階の飲食店として利用していたスペースに移転した。A室は会議室仕様でフロア面積は62㎡。可動式の長机やイスを設置。出発直後、直前の打ち合わせなどに利用ができる。B室は応接室仕様でフロア面積は45㎡。従来同様、ローテーブルやソファを配置し、団体旅行の集合や待合場所として活用できるという。2室ともモニター、マイク、WiFi環境などの設備を導入することで、汎用性・利便性の高いスペースを確保した点が特徴。利用時間は午前6時から午後9時までで年中無休。利用料金はA室が1時間あたり2万3千円、B室は同1万9千円。
FIAC広報課は「コロナの影響で利用が落ち着いていたが、航空需要の回復で需要が高まりつつある。国際線ターミナルについては25年3月の供用開始に向け、着実に工事を進めている。今後も多くのお客さまに心地よい空間でお迎えできる空港づくりを進めていきたい」と話している。