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国際物流の専門会社を設立  福岡運輸システムネット    名称はBIDC・JAPAN 


 福岡運輸グループで、国内一般貨物、国際貨物を担当する、福岡運輸システムネット株式会社(福岡市博多区空港前2丁目、山口善久社長)は、11月6日、国際物流の新会社・BIDC・JAPAN株式会社を設立した。社長は山口社長が兼任する。
 これは福岡運輸システムネットと大宇ロジスティクス(韓国ソウル市、安勇南CEO)との合弁・BIDC(Busan International Distribution Center co. LTD)の日本法人版。福岡運輸システムネットが100%出資し、資本金は1,000万円、従業員数は5人。
BIDCは現在、釜山新港で07年3月に稼働を視野に敷地面積約1万平方メートルの物流拠点を建設しており、2期募集の約2万平方メートルも取得している。BIDC・JAPANはその2万平方メートルを受託しており、08年3月から物流拠点として稼働させるという。また、同社は同拠点で日本からの貨物をロシア、極東向けに流す物流ラインを開拓し、釜山新港発の極東物流ライン構築を図る。初年度売上高は約25億円を見込んでいる。
 山口社長は「日本から極東へのラインを構築する専門会社として設立した。今後は日本版BIDCとして、日本からの貨物を世界に発送していける体制を早急につくりあげたい」話している。
 山口社長は佐賀県唐津市出身。1940年11月29日生まれの65歳。長崎県立佐世保商業高等学校卒。趣味は読書と旅行。
 役員は次の通り
 ▼社長(福岡運輸システムネット社長) 山口善久▼取締役 稲見久夫 小谷眞由美 阿比留幸重▼監査役 森山大輔