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国際名茶品評会で出品2茶が金賞を受賞 西福製茶


週刊経済2022年1月25日発行

「八女伝統本玉露」と「八女抹茶」

日本茶や健康茶などの卸売、小売業の西福製茶㈱(福岡市博多区博多駅前1丁目、西宏史社長)は12月29日、第13回国際名茶品評会に出品した「八女伝統本玉露」、「八女抹茶」の2品が金賞を受賞した。
中国や欧米など海外市場への販路開拓を目的に、世界規模のお茶の品評会に初めて出品したもの。同品評会は世界茶連合会が2年ごとに開催しており、世界から出品がある中で、日本から世界名茶大賞1点、金賞14点、銀賞2点、優質産品賞4点が受賞した。今回受賞した八女伝統本玉露は茶葉の選定や調合を行う茶師が伝統的な製法で作った濃厚な旨味と香りが特徴の煎茶の一種。八女抹茶は碾茶に加工して石臼で引いた抹茶で、2品は1月下旬から同社運営店舗の博多茶くら(同1丁目)で販売を開始する予定。西社長は「海外での八女茶の認知度向上を図り、お茶の旨(うま)さなどを伝えていきたい」と話している。