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国道3号・岡垣バイパス着工 九州地方整備局
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式典に麻生副総理ら200人超
九州地方整備局(伊勢田徹局長)は12月9日、岡垣町の国道3号岡垣バイパス4車線化工事を着工、同日午前中に麻生太郎副総理兼財務大臣らが出席した着工式を実施した。
延長区間は岡垣町山田から宗像市武丸までの4キロ。1990(平成2)年に暫定開通した現道に並行し、2本のトンネルと2つの高架橋を整備し、4車線化する。総事業費は約50億円。すでに用地買収は完了しており、九地整では4月から道路の設計、工事の発注業務を行ってきた。
本線上(特車軽量場)で開かれた着工式には来賓含む200人超が出席。伊勢田局長が事業概要を発表した後、沿線自治体で作る期成会会長の宮内實生岡垣町長、麻生太郎副総理兼財務大臣、遠賀郡選出の松本國寛県議らがあいさつした後、着工を記念した鍬入れ式や餅まき行事などに臨んだ。
岡垣バイパスは北九州市と福岡市を結ぶ国道3号バイパスで唯一の2車線区間。現在の交通量は約3万台で、交通渋滞のボトルネックとなっていた。90年に暫定2車線で開通後、地元から4車線化を要望する動きがあったが、09年に発足した民主党政権による事業仕分けの影響で計画はストップ。その後、16年に沿線自治体による期成会が再び発足し、今回の着工にこぎつけた。
2018年12月18日発行