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国道211号線沿いに5階建て新庁舎が開庁 嘉麻市
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総事業費43億7000万円
嘉麻市(赤間幸弘市長)は3月23日、同市岩崎に建設していた新庁舎が開庁し、業務を開始した。総事業費は43億7000万円。
旧庁舎の老朽化を背景に基本計画策定を含め5年かけ建設してきた。場所は国道211号線沿い、「稲築庁舎前」交差点東側。敷地面積2万2472㎡。5階建てで延べ床面積は8731㎡。建物中央部は1階から4階まで吹き抜けを採用。太陽光が1階ロビーにまで入り込み、最上部の換気窓で自然換気ができるよう設計されている。
新庁舎のフロア構成は、1階が、税務課、市民課、こども育成課、社会福祉課、会計課。2階が、保護課、水道局、環境課、人権・同和対策課、健康課、高齢者介護課。3階が、地域活性推進課、企画財政課、農業委員会、農林振興課、土木課、産業振興課、住宅課。4階が、人事秘書課、総務課、管財課、防災対策課。5階が、議会事務局、議会事務局、監査委員事務局。
同市は2006年に山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町が合併し誕生。これまではそれぞれの旧庁舎で業務を担っていた。今後、碓井庁舎や山田庁舎、嘉穂庁舎にある教育委員会やその他5課を除き新庁舎に統合され、市民生活の利便性や業務効率の向上が期待される。
嘉麻市は福岡県の筑豊地方南部に位置する市で、20年2月末時点での人口統計は、人口3万7573人、1万8586世帯となっている。
2020年3月31日発行