NEWS

国道208号荒尾道路の測量作業に本格着手 有明海沿岸国道事務所


週刊経済2024年1月23日発行号

2月に中心杭打ち式

有明海沿岸国道事務所(柳川市藤吉、千歳康秀所長)は、道路の一部を構成する国道208号荒尾道路(熊本県荒尾市)の測量作業に本格着手する。
工事区間は同市大島から荒尾までの2・2キロ。道路の始点となる大牟田市の三池港インターチェンジ(IC)連絡橋の荒尾北ICと接続する。道路整備の基準となる測量作業に着手することで、有明海沿岸道路は熊本県側での整備が本格化する。2月12日には同事務所、熊本県、周辺自治体で作る有明海沿岸道路建設促進熊本県期成会による中心杭打ち式が同市の荒尾総合文化センターで開かれる。
有明海沿岸道路は熊本市から佐賀県鹿島市に至る自動車専用の高規格道路。現在までに直轄事業として29・2キロ(大牟田市の三池港IC~佐賀市諸富町の諸富IC)、佐賀県の事業として10キロの計39・2キロが開通している。